F35ライトニングⅡをざっくり振り返り

F35ライトニングⅡ

こんにちは!こ〜たろうです。

今日は自衛隊が新たに105機追加購入を決めたF35ライトニングⅡについてざっくり振り返りたいと思います。

こんな時期にトランプ大統領の言いなりに爆買いとか、価格の割りに性能が悪いなど批判も多いF35ですがどうなんでしょうか。

ちなみにライトニングⅠは第二次大戦中のP-38。

F35の購入機数は?

F35ライトニングⅡ

2011年:F35-A42機を8000億円。(190億円/機)

2018年:F35-A63機、F35-B42機を2兆4700億円。(235億円/機)

ただし、交換用の部品・エンジン、システム更新、25年間サポートなども込み。

日本での運用予定は?

F35-A:105機は空自の古いF4、F15の半分を入れ替え。残りのF15は近代化改修予定。

F35-B:42機は海自の「いずも」、「かが」に搭載し空母として運用。

2019年4月:青森沖で1機墜落。

F35の種類は?

F35-A:空軍仕様。滑走路を使って離発着するタイプ。F15、F16の入れ替え。

F35-B:海兵隊仕様。軽空母や強襲揚陸艦で使用できる短距離発着垂直着陸可能な機。ハリアーの入れ替え。

F35-C:海軍仕様。空母のワイヤーに引っ掛けて着陸できる。FA18の入れ替え。

F35の大きさは?

全長15m、全幅10m、全高4.6m。

F35の性能は?

最高速度はマッハ1.6で時速2000kmくらいですが、アフターバーナーが使用できるのは約12秒。巡航速度はマッハ1くらいか。

そもそもドッグファイトを想定していないため、加速・旋回能力は高くないが、燃料搭載量は多い。燃料タンクはF15やF16の倍くらいなので、増槽なしで2000km飛ぶことが可能。

F35のステルス性能は?

レーダー上でF15がトラックくらいに見えるとしたら、F35はゴルフボールくらいなので敵も航空機かどうか悩むと思います。

仮に捕捉されたとしても、高速で移動するゴルフボールをロックオンしてミサイルを命中させるのは技術的にかなり難しいでしょう。

自機から70km周囲はレーダーで把握できるうえ、僚機や早期警戒機・イージス艦ともレーダー情報を共有できるので不意打ちに会うこともありません。

F35の攻撃力は?

作戦に応じてウェポンベイに対空ミサイル4発、対艦ミサイル2発、対地爆弾を搭載できる。ステルス不要なミッションなら機体下にもっとたくさん搭載できる。

対空攻撃:射程10kmのワイドサインダー、50kmのアムラームを運用できる。F35は前方だけではなく全周囲を攻撃できるため、敵機のバックをとる必要はない。F35-Aのみガトリングガンを搭載。

対艦攻撃:射程100kmのハープーンが運用可能。

対地攻撃:各種ミサイルや自由落下爆弾を搭載可。

※射程100kmの対空ミサイルミーティアも運用予定で、ミサイルは今後超長距離&極超音速化が進んでいくと思われます。マッハ5以上のミサイルは20km手前で気が付いたとしても10秒後には着弾してしまうので将来の戦い方を変えてしまうかもしれません。

F35のメンテナンスは?

F35のシステムはWindowsなみであり常にヴァージョンアップが必要となる。セルフチェック機能も充実しており故障予兆ユニット交換により簡単に正常化が可能。

定期的なオーバーホールは米国、イタリア、日本、オーストラリアのみ可能なため、韓国などの納品分はどこかで行う必要がある。

まとめ

F35ライトニングⅡ

F35ライトニングⅡは「空母いぶき」のような派手な戦い方は想定されておらず、敵に気づかれる前にミサイルを発射し離脱するのが基本的な戦術。大量にミサイルを搭載できるF15が後ろから発射したミサイルを中継する任務も可能と思われます。

現代戦に必要なのは急加速・急旋回が必要なドックファイトではなく、F35のように敵から見つからずに攻撃できる能力です。現在のところF35に対抗できる戦闘機は米国のF22以外ないと思われます。

写真:航空自衛隊。