こんにちは!こ〜たろうです。
今日は日本橋周辺をブラブラ散歩しました。
日本橋

ここに最初の橋ができたのは江戸時代初期の1603年。当時も今も道路の起点です。
現在の橋は1911年完成の石造二連アーチ方式。よーく見るとアーチの真ん中の要石にライオンのレリーフがあります。ライオンは水の守護神と考えられていたため日本橋には8頭います。
ちなみにこの川は日本橋川です。
日本橋上部

日本橋の文字を書いたのは十五代将軍徳川慶喜さん。ライオンが手で押さえている丸いのは当時の東京市の市章で今は東京都の紋章です。
麒麟の像

東野圭吾さんの「麒麟の翼」を読むまであんまり意識したことはありませんでした。
麒麟は架空の動物ですが、殺傷をしない慈悲深い幻獣とのことで東京市の繁栄を願ったもの。
日本国道路元標

橋のど真ん中には道路の起点であることを示すプレートが埋め込まれています。
文字を書いたのは当時の総理大臣佐藤栄作さんです。
日本橋魚市場発祥の地

江戸初期から関東大震災が起きる1923年まで日本橋に魚河岸がありました。千葉方面の魚を運ぶのには江戸の水運がちょうどよかったのでしょうね。
三井本館

こちらも関東大震災で壊れてしまったものを建て替え1929年に完成したビル。
設計施工をアメリカに発注したため、反米意識が高まった戦前は色々あった模様。
戦後はしばらくGHQに接収されていましたが今は銀行です。
玄冶店跡(げんやだな)

三代将軍徳川家光の天然痘を薬で治した岡本玄冶のお屋敷があったところ。
大観音寺

鎌倉時代に作られた鋳鉄製の菩薩像の頭を祀っているお寺。毎月11日と17日のみ開帳されると。
玉ひで

親子丼で有名な玉ひでさん。お昼時にはいつも大行列。
武蔵坊弁慶像

歌舞伎で使われる人形の制作修理をしていた職人が多く住んでいたことから人形町と呼ばれるようになったとか。
手に持っているのが有名な勧進帳。
勧進帳とは源平合戦の最中に焼失した奈良の大仏を再建するため当時のお坊さんは寄付金を集めていました。寄付金を受け取る人が詐欺師じゃないことの証明書みたいなもの。もちろん弁慶が持っている奴には何も書かれてません。
水天宮

壇之浦で入水された安徳天皇、建礼門院、二位の尼を祀る神社。
水難除けや子授けにご利益がある。
子宝いぬ

自分の干支を撫でるとご利益があるとか。
おつかれさまでした。
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